BUSINESS

設立15周年を迎え自由な発想のもと

新しいビジネスモデルを構築!

 「日本人の『おもてなし』の心に通じるようなサービス」を――日系ならではのきめ細かさを前面に押し出す。日米の両企業に喜んでもらえるのは付加価値の高い技術力に加え、全方位的なサービスが差別化を図る上で重要になると考えている。

 同社は、東京コンピューターサービス株式会社の100%出資子会社。1998年9月に設立。主な事業内容は組み込み系では車載用ソフトウェア、及び車の制御系ソフトウェアの開発を行っている。システム構築は、数々の実績がある。が、市場のニーズも日々年々、目まぐるしく変わってきた。

 「『インターネットって何?』という時代から、eビジネスへ。IT技術も日進月歩で進化。同時に、インフラ自体も整備されインターネットの速度も速くなり、今は、クラウドが主流に。ハードウェアの汎用品が高く売れた時代から、よりソフト需要へとシフト。モバイル化も大きな傾向に。また、数々のIT系企業の進出もあったが撤退するところも相次いだ。」

 IT業界は実に厳しい世界だ。今後は、東京本社のグループ企業が持つ技術ノウハウと、こちら発の最新技術情報を絡めた付加価値の高いサービスを提供、グループが互いにシナジー効果が出せる取り組みを積極的に行っていくのが方針。そのためには、人的交流に伴う人材確保が今まで以上に重要となる。中長期的視野に立ったキャリアパスの構築を経営の柱に据

えた。

 「こちらでは2〜3年で転職する人が多い。そうした中、社員にとっても希望の持てる会社にしてあげたい。社内でも『見える化する』という言葉で表現しているが、システム化を図っていく。これが喫緊の課題。内部を固めながら対外的に打って出る。当社の財産は優秀なエンジニアとそのノウハウ。その集合体が会社の全て。これを基盤とし、自由な発想で新しいビジネスモデルを構築するのが理想」